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  1. 新潟市議会 2022-03-15
    令和 4年 3月15日文教経済常任委員会-03月15日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年 3月15日文教経済常任委員会-03月15日-01号令和 4年 3月15日文教経済常任委員会                文教経済常任委員会会議録               令和4年3月15日(2月定例会)                                     議会第2委員会室 令和4年3月15日   午前9時57分開会             午後0時38分閉会 〇文教経済常任委員会  1 議案審査    ・北区役所      産業振興課    ・江南区役所     産業振興課    ・秋葉区役所     産業振興課    ・南区役所      産業振興課    ・西区役所      農政商工課    ・西蒲区役所     産業観光課  2 委員間討議について
    〇出席委員  (委 員 長) 小 柳   聡  (副委員長) 内 山 幸 紀  (委  員) 水 澤   仁  吉 田 孝 志  深 谷 成 信  佐 藤 正 人         荒 井 宏 幸  土 田 真 清  東 村 里恵子  渡 辺 有 子         高 橋 聡 子  佐 藤   誠  青 木   学 〇出席説明員  北区産業振興課長        山 際 幸 太  江南区産業振興課長       塚 本 栄 一  秋葉区産業振興課長       堀 内 正 徳  南区産業振興課長        石 崎   浩  西区農政商工課長        鈴 木 雄 策  西蒲区産業観光課長       渡 部 博 子  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    文教経済常任委員長  小 柳   聡 ○小柳聡 委員長  ただいまから文教経済常任委員会を開会します。(午前9:57)  本日の欠席はありません。  本日は日程に従い、各区役所の審査を行います。  なお、審査終了後、今定例会において当委員会に付託された議案について、委員間討議をするかどうか御協議いただきたいと思います。  本日使用する資料は、事前に配付していますので、御確認願います。  これより区役所の審査を行います。  初めに、北区産業振興課の審査を行います。北区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎山際幸太 北区産業振興課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分予算説明資料1ページ、歳出合計5億2,957万3,000円、前年度と比較して640万9,000円、1.2%減です。主な要因は、前年度予算で計上していた地域で弁当交流応援事業が終了したことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、5つの事業を行います。1つ目、海辺の森共創の場形成事業は、海辺の森の保全活動を維持し、さらに発展させるため、地域が主体となって行う草刈りや植栽などの保全活動を支援します。また、保全活動等の資金を確保するためのコミュニティビジネスの活動支援や交流人口拡大に向けた取組を行います。  2つ目、地域商業賑わい創出プロジェクトは、地域の商業関係者と連携して地域ごとに様々なイベントなどに取り組み、新規顧客の獲得やイメージアップにより商店街への集客を拡大し、継続的な地域商業のにぎわいを創出します。また、コロナ禍で停滞している地域商業のにぎわい創出を図るため、地域と区が連携して新たな取組を行えるよう予算を拡充して対応します。  3つ目、キタクなる魅力創造プロジェクトは、マイクロツーリズムを意識した事業展開により北区への誘客促進を図っていきます。具体的には、新たに近隣の旅行関係者向けモニターツアーを実施するとともに、引き続きホームページ、SNSなどによる情報発信、新規観光客獲得やリピーターを増加するためのバスツアーの実施、観光資源利用促進を図るための露店市場共通商品券の発行などを行い、北区の魅力を高めていきます。  4つ目、「次世代農業」普及事業は、北区特産のトマトの生産現場にICT技術を導入することで、農作業の省力化や高品質化を図り、農業所得の向上や労働力の確保につなげます。生産者からモデル的に栽培実証をしていただき、実証データや効果をトマト農家に共有することで、地域への普及を図ります。また、北区特産サツマイモのしるきーもの生産振興や販路拡大、ブランド力向上のためのPR等を進めていきます。  5つ目、北区エンジョイスポーツ事業は、区民が安心して気軽に参加できるよう、引き続き感染症対策を徹底して、各種競技別大会やイベント、体験会を盛り込んだエンジョイスポーツin北区や元旦当日のウオーキングイベントである元旦歩こう会を実施し、競技力の向上やスポーツへの関心を高めていきます。  区政振興費は、福島潟自然文化祭福島潟自然文化基金活用事業、葛塚まつりに係る補助金です。  次に、第16目文化振興費のうち芸術文化の拠点機能充実は、北区文化会館の指定管理や修繕など管理運営に係る経費です。  次の文化振興諸経費は、文化振興に係る事務費です。  次に、第18目スポーツ振興費のうち生涯にわたるスポーツ活動の推進は、体育施設の指定管理に係る経費です。  次の住民主体のスポーツを支える組織の構築は、スポーツ振興会への補助金です。  次のスポーツ振興諸経費は、スポーツ振興に係る事務費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、湿地の保全と活用は、福島潟自然文化基金の積立金です。  次に、2ページ、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費は、事務費です。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費は事務費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、北区農業振興協議会への負担金です。  次に、第5目林業振興費、樹林環境の整備・活用は、海辺の森の指定管理や飛砂除去などに要する経費です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、排水機場、濁川自然生態観察園などの農村環境施設及び農道の維持管理に要する経費です。  次に、第2目土地改良費、土地改良諸経費は、農地基盤整備団体協議会の加入負担金です。  次に、3ページ、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費は事務費です。  次に、第4目観光費のうち観光の魅力発信は観光宣伝費です。  次の魅力あふれる観光都市づくりは、島見浜海水浴場の管理費及び阿賀野川ござれや花火への補助金です。  次の各種団体への補助金は、北区観光協会への補助金です。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、松浜市場と葛塚市場の維持管理費です。  次に、第2項工業費、第1目工業総務費、工業総務諸経費は、工業団地の維持管理費です。  次に、第2目工業振興費、各種団体への補助金は、豊栄仏壇組合への補助金です。  次に、第8款土木費、第5項公園緑地費、第1目管理費、公園緑地等の管理運営は、水の駅ビュー福島潟宿泊施設菱風荘の指定管理料や水の公園福島潟と農村公園の維持管理費です。  続いて、4ページ、歳入合計1億441万8,000円で、前年度と比較して1,056万1,000円、9.2%減です。主な要因は、地域で弁当交流応援事業終了により新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が減少したことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、北区文化会館及び体育施設の使用料です。  次に、第5目農林水産業使用料は、海辺の森キャンプ場、市民農園及び法定外公共物の使用料です。  次に、第6目商工使用料は、露店市場の使用料です。  次に、第7目土木使用料は、水の駅ビュー福島潟の使用料及び公園の占用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、海辺の森や体育施設などの所管施設の使用に係るものです。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第10目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、特色ある区づくり事業地域商業賑わい創出プロジェクトの財源に充当します。  次に、第3項委託金、第3目衛生費委託金は、福島潟の鳥獣保護区管理棟の管理委託金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金は、海水浴場における海岸漂着物の回収処理等に係る県補助金です。  次に、第3項委託金、第4目農林水産業費委託金は、国有農地の貸付料徴収事務の受託金です。  次に、5ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、豊栄駅前駐車場などの土地貸付料と工業団地組合事務室などの建物貸付料です。  次に、第22款寄附金、第1項寄附金、第2目衛生費寄附金は、福島潟の自然保護活動などに賛同した方からの寄附金で、福島潟自然文化基金への積立金の財源です。  次に、第23款繰入金、第1項基金繰入金、第1目福島潟自然文化基金繰入金は、福島潟自然文化祭などの財源として同基金より繰り入れます。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入、総務費雑入は、体育施設や文化会館の自動販売機などの電気料、商工費雑入は、露店市場出店者水道料実費徴収分、土木費雑入は、菱風荘の太陽光発電売電料などです。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で北区産業振興課の審査を終わります。  次に、江南区産業振興課の審査を行います。江南区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  予算説明資料1ページ、歳出合計4億8,821万7,000円、前年度と比較して1,776万2,000円、3.77%増です。主な要因は、起債により実施する体育施設整備事業によるものです。また、令和3年度は新しい生活様式に対応したイベント再開への支援事業として、江南区地域総務課で一括計上していたイベント関係経費を令和4年度から再び江南区産業振興課で計上することになったのも増額の一因です。さらに、スポーツ施設の指定管理料について、令和3年度は横越総合体育館特定天井工事に伴いアリーナを休館したことにより、指定管理料を減額していましたが、令和4年度は通常どおり開館できることから、横越総合体育館は当初の協定どおりの指定管理料を計上しています。また、亀田総合体育館のプール系統などの下水道接続工事を予定しており、令和4年12月以降分の下水道使用料を指定管理料に上乗せしています。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業は、当課所管の事業として以下の6つの事業を行います。「農」に親しむは、市街地周辺に農地が近接し、豊かな農産物を身近に感じることができる江南区の特性を生かし、区内在住の家族を対象としたプランターによる栽培収穫、料理体験の開催のほか、かめだ梅まつりの開催、市民グループ等との連携によるイベント開催や商品開発、特産物のPR動画の制作など、区民がより農に親しむことで地元生産者や農産物への理解を深めるとともに、さらなる地産地消を推進します。  地域ブランド「亀田縞」の販路拡大は、令和2年度から亀田縞をより身近に感じられるよう、屋外タペストリーによる景観づくりと学校の総合学習を支援するなど、亀田縞を地域アイデンティティーとして確立する取組を関係者による協議会と共に進めてきました。令和4年度はこれらに加え、亀田縞のPRはもとより、これを育んできた地域の歴史や人物、イベントなどを紹介するミニ情報紙を年4回発行し、さらなる関心の喚起を目指すとともに、著名な異業種との連携に向けた取組を進めたいと考えています。  江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアーは、区内各地域の隠れた魅力や観光資源を掘り起こし、食や体験などを組み合わせることにより新たな観光ツールとして発信、活用します。新型コロナウイルス感染症対策を行った上で、祭りやイベントへの2次交通やバスツアーに加え、まち歩きなどを実施し、交流人口、関係人口の拡大を図りたいと考えています。  地域商業活性化支援は、区全体の商業活性化に向けて、既存イベント等を活用し、各地区の個店の情報、魅力などを発信するほか、区内のお店を巡るスタンプラリーを実施するなど、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しつつ、疲弊した消費の拡大と区全体の商業活性化に向けた取組を商工団体などと連携して行います。  北方文化博物館を活用した文化発信事業は、本市の代表的な歴史的施設である北方文化博物館を拠点として、江南区の誇る伝統芸能や文化などを発信していきます。改めて区民から北方文化博物館を訪れていただき、地域の歴史や文化を満喫していただくことで、地元への誇りと愛情、いわゆるシビックプライドの醸成を図っていきます。  文化芸術の創造・発信は、江南区文化会館において、魅力的で質の高い文化芸術公演を提供することで、区民の芸術文化に対する関心を高めるとともに、文化会館のさらなる利用促進と江南区における文化・芸術活動の振興を図ります。  区政振興費は、かめだ祭り開催に係る実行委員会への負担金です。  次に、第16目文化振興費のうち、芸術文化の拠点機能の充実は、江南区文化会館の管理運営に係る経費です。自主事業開催に係る経費については、集中改革プランに基づいて段階的な削減を行ってきましたが、その他の経費について改めて見直し、1万円減となっています。  次の歴史文化施設の管理運営は、江南区文化会館内に併設の江南区郷土資料館の管理運営に係る経費です。  次に、第18目スポーツ振興費のうち、生涯にわたるスポーツ活動の推進は、亀田総合体育館横越総合体育館など区内の体育施設に係る管理運営費です。なお、令和4年度は、通常の管理運営費に加え、亀田総合体育館プール系統などの下水道接続工事費1,000万円を計上しています。また、亀田総合体育館移動式バスケットゴール2対、4台を更新するため、備品購入費1,500万円を計上しています。  次の住民主体のスポーツを支える組織の構築は、小学校区単位で組織された各地区スポーツ振興会への補助金です。  次のスポーツ振興諸経費は、区民の健康づくりや体力増進のために実施する江南区健康ウォークランニングスクールフロアカーリング等の事業費のほか、スポーツ関係の事務経費です。  次に、第5款労働費、第1項1目労働諸費、勤労者福祉の充実は、横越地区勤労者総合福祉センターの管理経費です。  次に、2ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費のうち、市民農園、収穫農園等の管理運営は、市民農園や収穫農園の管理経費です。  次の農業施設の管理運営は、横越地区にある農業施設の管理経費です。  次の農業総務諸経費は、農業振興関係の事務経費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、亀田郷農業振興協議会及び新潟地区果樹振興協議会への負担金です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理のうち、排水機場の維持管理は、阿賀野川に接続する本所・蔵岡両排水機場の維持管理費です。  農村環境施設の維持管理は、亀田排水路公園及び本所・新堀排水路等維持管理費です。  農村環境改善センター等の維持管理は、大江山及び横越地区の農村環境改善センター等維持管理費です。
     次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費のうち、各種団体への補助金は、よこごし商工大祭実行委員会並びに横越商店会に対する補助金です。  次の商業振興諸経費は、商業関係の事務諸経費です。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、亀田三・九の市の開設、運営に係る経費です。  次に、第2項工業費、第2目工業振興費、各種団体への補助金は、亀田地区鉄工協同組合に対する補助金です。  続いて、歳入、3ページ、合計1億1,673万1,000円、前年度と比較して1,034万5,000円、約9.72%増額です。主な要因は、体育施設整備事業の実施による起債です。また、スポーツ施設の使用料収入について、横越総合体育館特定天井工事に伴うアリーナ休館による歳入の減少を見込んでいた令和3年度に対し、令和4年度は年間を通して収入を見込めることから、前年度比で増額しています。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、当課が所管する文化会館や体育施設などの使用料収入です。  次に、第4目労働使用料は、横越地区勤労者総合福祉センターの使用料です。  次に、第5目農林水産業使用料農村環境改善センター使用料は、区内2か所、大江山・横越農村環境改善センターの使用料です。  次に、第6目商工使用料、露店市場使用料は、亀田三・九の市の出店者から納入していただく市場の使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、区内の体育施設や農村環境改善センターなど当課が所管する施設における各種行政財産使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料、露店市場出店許可証交付手数料は、亀田三・九の市の出店許可証の交付手数料です。  次に、第20款県支出金、第3項委託金、第4目農林水産業費委託金国有農地等管理事務委託金は、国有農地の管理に係る事務委託金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入のうち土地貸付料は、文化会館に勤務する職員の駐車場貸付料などで、建物貸付料は、当課所管施設自動販売機設置に係る貸付料や江南区文化会館内にある喫茶店への貸付料です。  次に、第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、横越町史や亀田の歴史などの刊行物の販売収入です。  次に、4ページ、第25款諸収入、第5項3目雑入のうち、総務費雑入は、当課が所管する体育施設費や江南区文化会館に設置を許可した自動販売機の電気料実費や屋外体育施設ナイター照明実費等の収入です。  次の労働費雑入は、横越地区勤労者総合福祉センターの自動販売機の電気料実費です。  次の農林水産業費雑入は、本所・蔵岡両排水機場の維持管理経費に係る亀田郷土地改良区からの負担金分などです。  次に、第26款市債、第1項市債、第1目総務債、体育施設整備事業債は、亀田総合体育館下水道接続工事バスケットゴール更新事業に起債を充当します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  1点目、この間の新型コロナウイルス感染症拡大によって地域の飲食店をはじめとして、事業者への影響があったと思いますが、江南区内でどのような影響があったと把握しているのかお聞きします。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  新型コロナウイルス感染症拡大時から地域の商工会議所、商工会、飲食業の個店、仕出し・かっぽう業者から現状を非常に憂う意見をいただいています。特に、仕出し、かっぽうの店については、新型コロナウイルス感染症拡大以来、座敷の利用がほぼ1年間なかったとの話も伺っています。そういった状況について定期的に意見交換をして、業種の現状を把握しています。 ◆渡辺有子 委員  本市としてもこの間経済対策を行ったと思います。その対策の効果などについて、いろいろと話を伺ったとのことですが、今後はどういった対策が必要なのか、もし考えていることがあればお聞きしたいと思います。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  私どもが所管する特色ある区づくり事業として、現在地域商業活性化支援という事業に取り組んでいます。これは新型コロナウイルス感染症対策の事業ではなく、江南区の5地区それぞれの商業地、商業者の活性化を目指す目的で実施しています。新型コロナウイルス感染症対策は、全市的な経済対策として来年度も効果的に展開すると思います。限られた予算ですが、この地域商業活性化支援を私たちが進めるに当たり、地域の商業者の声を今まで以上に聞きながら、例えば、新型コロナウイルス感染症で大きく疲弊した飲食業に関係する事業者に向けた消費の喚起に資する取組を進めていきたいと考えています。 ◆渡辺有子 委員  区独自で取り組んでいくとのことで、これから進めると思いますが、先ほども説明があったように、これは予算額250万円ですよね。すると、客を誘導する宣伝活動だと思うのですが、区の範囲でやるというとそういった支援に限られると思います。その辺はいかがでしょうか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  確かに予算額が大きければ大きいほどいろいろなことにチャレンジできますが、やはり実施方法についていろいろと知恵を絞って進めていくべきだと考えています。例えば一昨年、この地域商業活性化支援とは違うメニューでしたが、商工団体などと組んで実行委員会をつくりました。その中で半額還元キャンペーンという形で、約100万円程度の事業費で、最終的に4,000円以上の飲食をした方が応募できて、抽せんで半額相当の商品券を出す企画を実施しました。少なくとも応募いただいた方の数から考えて1,500万円以上の飲食店の利用があったとの実績もあります。そういった意味で、金額だけではなく、地域の商業者と連携して効果的に実施するのも区役所ならではの仕事だと考えています。 ◆渡辺有子 委員  最後に、先ほど説明のあった「農」に親しむ等、いろいろな取組を実施してきていると思います。学校給食の地産地消の関係で、江南区でこれまで取り組んできたことと、令和4年度にどのようなものに取り組む予定があるかをお聞きしたいのですが、取り組むに当たっての課題があるとすれば何か、その点だけお聞きします。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  学校給食での地産地消を進める取組は、令和3年度は実施していませんが、令和2年度に東曽野木小学校で当地の農業者が子供たちと一緒に給食を食べて、自分たちが作っている野菜や作物などの話をする取組をしました。これについては、新型コロナウイルス感染症の関係でなかなかこちらから学校にどうかとの話はできませんが、状況が変われば、予算もほとんどかからないので、前向きに取り組んでいきたいと考えています。また、特色ある区づくり事業として取り組んでいる「農」に親しむは、最終的にはまさに地産地消を進めるための事業です。例えば、現在開催しているかめだ梅まつり、かめだ梅の花めぐりなどや、江南区親善大使を活用した当地の農産物を使ったクッキングの映像制作、家族で栽培チャレンジとしてプランターを使って親子で育て、収穫し、調理する企画、さらに市民との共同企画で、農家、または一般の方でも、江南区の農産物のPRや新たな商品開発を公募し、一緒にチャレンジするという構成で進めています。新型コロナウイルス感染症の関係で、これまでの収穫体験で、実際に農家の説明を聞きながら農園で収穫し、食を堪能していただく企画がなかなか進めづらい状況ですが、もし可能であれば現行の予算の中で組み替えて収穫体験なども進めたいと思います。まず令和4年度については、新型コロナウイルス感染症で人を集めることができない前提で、地産地消を進める「農」に親しむ事業に取り組みたいと考えています。 ◆土田真清 委員  説明を伺って大分わくわくしてきた部分があったので、2点伺います。1点目は亀田縞、2点目は文化会館の関係でお尋ねします。まず、1点目の亀田縞の関係です。これまで亀田縞という地域の宝に光を当て、磨き直して江南区のブランドに育てていくとのことで様々な取組をしてきたと思います。これまでの取組の成果はどういう形で現れているのかを伺いたいと思います。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  亀田縞については、平成29年度からブランド化し、今は利活用の拡大を目指して取組を進めています。残念ながら新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延したため、出荷額は令和2年度、令和3年度ともやはり海外を中心に落ち込みが否めませんが、この機会だから逆に地域で亀田縞をもっと使っていく機運を高めるため、区内に今年度10か所、昨年度も加えると20か所の商店や企業の玄関先にタペストリーを掲示し、日常的に亀田縞を区内で見る景観づくりを進めてきました。今年度、実はこの亀田縞をいろいろな人から活用していただくための公募をし、4件を採択しました。例えば、地元の酒屋が造っているオリジナルのブランドの酒と亀田縞で作ったトートバッグをセットにして販売する取組は、新聞やテレビでもたくさん取り上げていただきました。そういった意味で、いろいろな人たちが、自分たちの職業と今までは関係なかったけれど、この際亀田縞と組んで何かやろうという機運が高まっているし、その酒屋は、現在本市のふるさと納税の返礼品として地元の越乃寒梅と組んで返礼品の登録を進めている状況です。私たちの取組は決して大きなものではないですが、地域の人たちから亀田縞に関心を持っていただき、自分たちの仕事の中で使えるものは使うといったムーブメントを確実に感じています。 ◆土田真清 委員  そういった継続した取組がこれまでの成果につながっていると思いますし、私も江南区役所に行くと、入り口のエントランスに大きなタペストリーが誇らしく飾られているのは非常によいと感じています。新年度予算では、情報発信と、私が説明の中で気になったことは、著名な異業種との連携に関心があったので、新年度の取組をもう少し具体的に教えていただけますか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  基本的にはタペストリーの拡大、子供たちへの教育面での支援をベースとして、来年度はまず亀田縞をキーワードとした情報紙を発行するチャレンジをしますし、質疑のあった著名なパートナーとの連携も模索しています。具体的なパートナーは交渉中なのでお話できませんが、江南区には実は誰もが知っている会社やブランドがあります。そういったところといわゆる連携協定という形で、互いが協力して売っていく仕組みを来年度つくり、何らかの成果を出せたらと今考えています。 ◆土田真清 委員  非常にわくわくする話だったと思います。実は各区でも同じような取組を行っていると思います。それぞれの区の地域資源に光を当て、磨き直しながらブランド力を高めていく取組を各区でも行っていると思いますが、今江南区で行っている取組のやり方や成果をもう少し役所内で共有し、よいところはほかの区でもまねをするような取組があってもよいと思います。情報の共有などを庁内でどういう形で行っているのでしょうか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  情報の共有は、産業振興課長グループ会議の議題の一つとして、それぞれの区の特色ある区づくり予算の説明などを行っています。何よりも今新型コロナウイルス感染症の関係で、日常的に担当者同士の連携が密にできていないので、課長レベルの情報共有も大切ですが、こういった地域ブランドを担当する産業振興課、もしくは地域総務課などと一緒に、それぞれの区で行っていることの紹介、並びに実はこういう課題もあるという顔を合わせた会議などが開ければよいと思っていますが、私が主催して行うわけではないので、産業振興課長グループ会議でそういった会議をつくったらどうかという提案をしたいと考えています。 ◆土田真清 委員  まさににいがた2kmに絡みますが、8区の魅力、強みを生かしていく方向性があるので、ぜひ1つの区だけの取組ではなく、いろいろとノウハウを教え合う、情報交換し合うなど相乗効果で各区の魅力を高めていくことも必要だと思います。ぜひ課長から音頭取りをしていただき、セミナー的なものでもよいので、そういう取組をしたらどうかと思いますが、いかがですか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  まさにおっしゃるとおりだと思っています。現に秋葉区が進めているもち麦の取扱いについて、江南区でも協力してもらえないかとの話も受けていますし、私たちもできる限りのことはしたいと思っています。8区全体でもそうですが、区が連携してそれぞれの魅力を高め合う取組は、今後議論して進めるべきだと考えています。 ◆土田真清 委員  2点目、文化会館の関係でお尋ねします。  北区、江南区、秋葉区に合併後に新しくできた文化会館があります。北区と秋葉区は指定管理制度の下で運営していますが、江南区は直営で運営していると思います。直営の施設は事業費をいかに担保するかが一つの課題だと思っていますが、江南区では特色ある区づくり事業の中で事業費を生み出していると思います。開館してからこれまで直営で運営してきましたが、そのメリットも当然あると思いますし、デメリットもあると思うので、開館してからこれまで直営で運営してきた実感をお聞かせいただければと思います。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  江南区文化会館は、亀田地区公民館、江南区郷土資料館、図書館及び音楽演劇ホールで構成しており、文化会館の中に公民館職員がいるので、直営施設として運営しています。メリットとしては、やはり公民館職員がいるので、公民館利用団体の発表の場として、音楽演劇ホールを使用する呼びかけや働きかけをしていることは、音楽演劇ホールの利用率向上に資するものだと考えています。ただ、人事異動が伴う公民館職員なので、全く文化芸術のイベントに携わるノウハウやスキルがない職員も当然います。人事異動でそういった方が配置されることは、文化会館を効果的に使うという部分では、指定管理と比べると弱みがあると感じています。予算だけではなく、会館を利用していただくためのネットワークを持っていたり、関係する技術的なものを習得していたりする方がいればよいのですが、なかなかそれが進まない部分は、指定管理と直営では差があると考えています。基本的に公立文化会館の集まりで研修会等もあるので、そういったところには参加してもらっていますが、スキル、ノウハウの蓄積に至っていないのが現状です。デメリットばかり話をしましたが、やはりあれだけの施設なので、区民、または市民からたくさん使っていただきたいですし、いろいろな体験をしていただきたいのですが、指定管理者と比べると技術的な部分で弱い部分があるのは否めない現実だと考えています。 ◆東村里恵子 委員  まずは、秋葉区のもち麦活用の連携について、ぜひよろしくお願いします。  2点、簡潔に確認させてください。まずは、土田委員からも質疑があった亀田縞の販路拡大に関して、新年度新たにミニ情報紙を作るとのことでした。事業説明書などを見ると、市内外に発信するために年4回程度発行するとのことですが、具体的にターゲットをどの辺に絞っていますか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  亀田縞のユーザーは主に女性で、50歳以上の方です。私たちは販路を拡大するために、できれば30代、40代の女性をターゲットにした紙面編集や情報提供をしたいと考えています。 ◆東村里恵子 委員  絞ったターゲットに届けるための工夫は何か考えていますか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  通常の役所関係の場所にも当然置きますが、金融機関の待合場所、ホテルなどや、今考えているのは大きな商業施設に置かせてもらうなど、ただ単に回覧で地域にばらまくのではなく、そういった方が集まると思われるところに協力していただき、設置していきたいと考えています。 ◆東村里恵子 委員  そういった広報の手法は、市内の情報紙を重点的に行うというところかもしれませんが、実行委員会の中で外向けの発信等の役割分担はしているのですか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  ホームページの管理については、亀田繊維工業協同組合がサーバーを活用して行っていますし、今後情報紙を発信する際は、協議会のメンバーの中でいわゆる編集にたけた方がSNSなどを使って発信する形ですみ分けをしています。 ◆東村里恵子 委員  このミニ情報紙もブランディングの中で培ってきたトータルのデザインイメージを崩さずに作っていくということですね。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  おっしゃるとおりです。 ◆東村里恵子 委員  もう一点、江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアーについて、コロナ禍ということもあり、なかなか外向けにできないと思いますが、関係人口の拡大が目的となっています。ターゲット層は、基本的に新型コロナウイルス感染症を抜きにしてもどの辺を目指していますか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  交流人口、関係人口の拡大を目指しますが、関係人口の捉え方は幾つかあると思います。江南区にかつて住んでいた方や勤めていた方など、接点があった方から改めてこの企画で江南区のファンになっていただくということで進めたいと考えています。 ◆東村里恵子 委員  呼び戻し的なところが強いのかもしれませんが、こういった体験ツアーなどを実施するとのことで、もちろんだと思いますが、観光部局との情報共有はしているのでしょうか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  個別の事業について観光部局と直接のやり取りはしていませんが、全体的な情報発信の中で、本庁の担当課に大きくお願いしている部分はあります。 ◆東村里恵子 委員  本当にどこの区もそうですが、少ない予算で工夫して事業を実施している中で、効果的に発信ができるようにそういった部局との連携は大事だと思うのですが、最後にその辺りを教えてください。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  江南区として情報発信できる範囲はやはり限られていると思います。区内、あと周辺区といったところが主体になると思いますが、やはり交流人口拡大という意味で、市外に向けての情報発信をどんどんしていかなければならないと思っています。そういったツールを総合的に、効果的に発揮できるのは、本庁の観光部局だと思っているので、区内、周辺については区役所が一生懸命行い、市外については観光部局のツールを使うというように、それぞれの役割分担を互いが認識しながら今後進めていくべきだと考えています。 ◆青木学 委員  北方文化博物館を活用した文化発信について、今年度から始めた取組ですが、今年度の様子を聞かせてください。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  令和3年度の取組は、11月27日から12月5日までの9日間、土日を2回挟んだ期間で実施しました。実績は入館者838名で、無料入館プラス北方文化博物館での特別展との合同企画という形で実施しています。子供を含めた若い人たちからたくさん来てほしかったのですが、結果としてどちらかというと高齢者が多かったのが今年度の実態です。 ◆青木学 委員  これはもともと北方文化博物館の来館者が減ってきていることから取り組んだと記憶しているのですが、たしか今話があったように、学校にもかなりアプローチしていく感じだったと思います。あまり反応がなかったのでしょうか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  結果としてそうなったことは否めない事実だと思います。ただ、北方文化博物館に行く手段として、地元の横越地区であれば自転車や徒歩でも行ける子供たちもいますが、区全体で見るとどちらかというと端にあるので、そういった意味で親御さんなどの協力が得られないと子供たちもなかなか行けなかったという感想です。 ◆青木学 委員  今ほど申したように、もともと来館者が減ってきていたことから取り組んだとのことでした。当時その辺りの状況を本庁の観光部局とあまり共有していなかった感じでしたが、その後に情報共有などをさらに進め、今は観光部局でもその辺りを意識した取組につながっているのでしょうか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  基本的な事業の立てつけとして、観光というよりも、地域のいわゆるシビックプライドの醸成等を主たる目的としたものです。ただ、昨年の予算審査の際、青木委員から、観光部局と共有するようにとの話をいただいたので、その後、観光部局と江南区としてこういった取組をするとの話をしました。その中で、実りある企画にするためにどんなことを考えたほうがよいとか、こんなふうに一緒に行ったらよいとのアドバイスはいただきましたが、事業を一緒に実施する形にはなりませんでした。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で江南区産業振興課の審査を終わります。  次に、秋葉区産業振興課の審査を行います。秋葉区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  予算説明資料1ページ、歳出合計額1億7,376万円、前年度と比較して3,323万5,000円、23.7%の増額です。増額の理由は、朝日川、小口地内原油流出対策事業に関する費用を増額計上したことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、1つ目の秋葉「鉄道物語」は、新津の地域資源である鉄道を活用し、地元住民、商店街と共に愛着と誇りを育みながら、町なか活性化と交流人口の増加につなげます。  2つ目のわくわく石油楽習事業は、石油湧出を機会に石油の里に対する理解が深まるよう、石油の世界館、国指定史跡新津油田金津鉱場跡などの施設を活用し、地域ボランティア団体と連携して講座を開催します。  3つ目の花まる鉢花支援事業は、3年目の実証事業と新規の商談事業の構成です。当区から北海道や広島など遠方市場に出荷される花卉、花木など鉢花の安定流通に向け、輸送費支援による社会実験を行い、流通対策が産地全体に及ぼす影響を調査します。また、ポストコロナ消費拡大対策として関係団体と連携し、県外での鉢花商談会を実施するほか、新日本海ターミナルなどで鉢花の展示PRを行います。  4つ目のアキハうん米推進事業は、新規事業です。水田単作地帯である区の特色を生かした主食用米の需要喚起に必要な取組を行います。具体的には、JA、新潟薬科大学、食生活改善推進委員、区健康福祉課と連携して、減化学農薬、減化学肥料の当区産米を理解していただくための取組をスタートします。  5つ目のアキハもち麦推進事業は、3年目の事業です。豊富な食物繊維を含み、糖尿病や生活習慣病の予防、改善につながるものとして機能性に注目が集まっている健康食であるもち麦を地域ブランドに発展させることを目指し、生産者、JA、新潟薬科大学、障がい者福祉施設、取扱店舗と連携し、農業振興及び販売・消費拡大等に必要な支援を行います。  区政振興費は、夏まつり開催に係る負担金、産業祭の開催に係る委託料のほか、日本ボケ展など花卉、花木の展示即売会、野菜を含む園芸振興に係る経費、里山保全活動の市民グループに資材提供するなどの経費です。  次の政策推進経費、里山を活かしたまちづくりの推進は、当区の特徴を生かすために重点的に実施している事業です。区民と協働して策定した里山利活用の行動計画である秋葉区里山文化未来への種に基づき、区内小学生向けの里山学習広場や一般向けの里山トレッキング、里山の自然で子供たちが自由に遊ぶ機会を提供するマウンテンプレーパークの開設に要する経費です。  次に、第16目文化振興費、歴史文化施設の管理運営、石油の世界館の管理運営は、石油の世界館の指定管理費などです。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、健康づくりの推進、小須戸温泉健康センターの管理運営は、小須戸温泉健康センター花の湯館の管理運営に要する経費です。  次に、第7目環境保全費、環境負荷の抑制、水質汚濁対策の推進は、原油流出対策に係る経費です。令和3年度に入り、再び秋葉区小口地内の旧石油坑井より原油の湧出が起きていることから、河川への流出を防止するため、引き続き回収、処分を行うための経費です。また、ため池等に自然湧出している原油の流出防止のため、オイルフェンスの設置や堆積した油の回収処分等に対応する経費です。効率的な回収方法や有効な発生元対策の検討も行います。  次に、2ページ、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費、勤労者福祉の充実、勤労者福祉支援事業は、新津商工会議所が実施している中小企業者会員に向けた勤労者福祉共済事業に対する補助金です。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費のうち、農業施設の管理運営は、小須戸地区花とみどりのシンボルゾーン及び新津地区グリーンセンターの管理運営に要する経費です。花とみどりのシンボルゾーンは、令和4年度から令和8年度までの5年間、花とみどりのシンボルゾーン管理組合が引き続き管理運営を行います。なお、施設の利用状況を踏まえて令和4年度から開館時間等を見直したことにより、102万7,000円の経費削減となっています。  次の農業総務諸経費は、農業グループの各種事業に共通して使用する事務費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、JA、土地改良区、新潟県などと組織する高収益作物や土地利用作物を振興する地区農業振興協議会への負担金です。  次に、第5目林業振興費のうち、林業の振興、林道の維持管理は、林道における倒木処理や修繕に係る経費です。  次の里山の保全・活用は、森林の持つ多面的機能を発揮させるために必要な市所有林の間伐や、下刈りなどの森林整備を行う経費です。  次の林業振興諸経費は、中蒲原地区林業改良協会への負担金です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、西島農村公園並びに農道維持管理費、小須戸地区の新保、鎌倉の地域研修センターに係る管理費です。  次に、第2目土地改良費、農業基盤等の整備(高生産化と防災)、市営ため池等整備事業は、区内農業用ため池の管理、防災等に要する経費です。  次に、3ページ、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、各種団体への補助金は、新津商店街協同組合連合会が行う商店街活性化のためのイベント等を支援するものです。  次の商業振興諸経費は、公用車管理や事務に要する経費です。  第4目観光費のうち、観光の魅力発信は、主に観光宣伝等に要する経費です。  次の観光施設の管理運営は、里山ビジターセンター及び古代館に係る指定管理費のほか、市営駐車場などに係る維持・補修費です。  次の各種団体への補助金は、新津観光協会への補助金です。  次の観光振興諸経費は、磐越西線SL定期運行推進協議会及び阿賀野川ライン観光協会への負担金です。  次に、第5目露店市場管理費は、新津と小須戸の定期露店市場の管理運営費です。  続いて、歳入、4ページ、合計額841万4,000円、前年度と比較し、1,008万3,000円、54.5%減です。減額の主な理由は、地元飲食店&地域交流応援事業に充てる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がなくなったことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、新津本町3丁目駐車場及び新津本町4丁目駐車場の使用料です。  次に、第5目農林水産業使用料は、花とみどりのシンボルゾーン及び新津地区グリーンセンターの施設使用料、農道に設置された電柱の法定外公共物使用料です。  次に、第6目商工使用料は、新津、小須戸の露店市場の使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、小須戸温泉健康センターの施設使用料のほか、里山ビジターセンターに設置されている自動販売機の使用などに係る使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地元飲食店&地域交流応援事業に充てる国庫補助金でしたが、令和4年度はありません。  次に、第20款県支出金、第3項委託金、第4目農林水産業費委託金は、国有農地対価徴収事務委託金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、新津工業団地内の用地を隣接の事業者に貸し付ける貸付料です。なお、当該土地は購入希望があることから、令和4年度に売却する予定であるため、貸付料が昨年度より減額となっています。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、新津地区グリーンセンター加工室内にある加工機器の使用に係る利用団体負担です。
     続いて、債務負担行為について説明します。議案書10ページ、第3表、債務負担行為、表の上から7段目、地域環境保全林整備事業用地先行取得契約は、旧新津市時代に先行取得した阿賀町地内の土地について、新潟市土地開発公社との先行取得に関する協定書の再買取り期限が令和4年度末で切れることから、令和5年度までの期限延長に係る変更協定書を交わすに当たり、債務負担行為を設定します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆佐藤正人 委員  地域の自立性の向上の中で、アキハもち麦の活用について説明がありましたが、活用状況が分かれば教えてください。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  もち麦については、以前から説明していますが、平成28年度に農林水産省の外郭団体である国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が秋葉区の農家に試験栽培を委託したところからスタートしています。その後順調に栽培が進み、令和元年の播種の時点で9.5ヘクタール、10町歩弱を栽培したのをピークに、現在少し在庫があるので、生産を減らしています。もち麦はただいまの説明のように、健康によく、糖質の急上昇を抑える効果があるので、秋葉区内の食生活推進改善委員と連携し、実は今レシピ集があるのですが、それに加えてカード型のレシピを考案していただいています。学校給食を通じてそういったことを区民に周知し、水田単作地帯である農業の活性化にもつなげたいと思っています。 ◆佐藤正人 委員  すばらしい効果があり、米余りの状況で代替としての将来性があるように感じますが、今伸びがなく、少し生産を抑えぎみにしている状況だとお聞きしました。PRが下手なのか分かりませんが、その辺を教えてください。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  皆様が御存じのように、食べ物はブームというか、はやると一斉に全国的に消費が進むことがあり、ちょうど生産がピークを迎える前くらいにもち麦ブームが全国的にあったことと、もう一点、アメリカ等から入ってくる外国産のもち麦と価格競争し、ブランド力を上げないと作っても赤字になるので、慎重に需要を見ながら生産しているということです。ただ、10町歩弱から落ちた部分については、現在、江南区でウイスキーを作る方がおり、そこに大麦を出している分と、同じく江南区の製粉会社で秋葉区産の小麦を大分作っていることから、今パンまつりを商店街と共に開催するなど、もち麦を作る技術がほかの麦に変わっている状態です。生産者は、需要が上がればまた作ると言っていますので、支援したいと思っています。 ◆佐藤正人 委員  よく分かりました。ぜひ頑張ってください。  マスコミにも取り上げられていた原油流出に対して、経済産業省ですか、国からも視察に来ており、話題になりました。国から対策費等の対応はあったのかという点と、もう一点、その流出事故を逆手に取って先ほど観光に結びつけるような説明をしていましたが、その辺の状況を教えていただけますか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  1点目の国の動きですが、市長が1月25日に細田経済産業副大臣と面談しました。国への要望として、費用が大きくなっていることを申し上げたところ、実は令和3年度予算の国の補助金で若干残っている部分があるとのことで、急遽調査費として、4分の3の補助率の国費を1,000万円程度使い、現在小口の石油坑井の調査を行っています。今回は44本調査しますが、石油坑井を一本一本、深さや緯度、経度の位置などをまず調査し、封鎖事業に向けて国からもアドバイスを頻繁にいただいて進めています。  2点目の逆手に取った観光についてですが、貴重な状態のようで、私も何回かマスコミに説明するということで番組にも出ました。あれだけ浅い位置で石油が湧出することはまれだそうで、今起きている事象をしっかりと知っていただくために、今回特色ある区づくり予算を活用してPRをします。また、現在の湧出の状態については、石油の世界館でほんのちょっとしたコーナーをつくって説明しています。 ◆佐藤正人 委員  大変よく分かりました。  河川への流出を防ぐのに大変苦労をしていると思いますが、もう一点、穴に落ちる事件、事故などが起こる可能性もあるので、その辺も怠りなく対応していただき、事件、事故になると逆にあまり印象がよくなくなるので、しっかりと安全を確保して進めていっていただきたいと思います。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  しっかりと行っていきたいと思います。 ◆高橋聡子 委員  小須戸温泉健康センター花の湯館について伺います。公共施設の再編案に入っていますが、未判定の状況です。そもそもこういった保養施設の場合、公共の役割はどういったものなのかをまず聞かせていただけますか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  先ほど説明したように、こちらの施設は健康の増進の役割があります。私どもが所管している中では観光振興という役割もあります。里山は非常に貴重な観光資源というか、地域資源です。今ほど答弁した石油や、マウンテンプレーパークの関係、菩提寺山という登山をする方が大分集まる地区でもあるので、そういったところと連携し、統廃合というか、貴重な観光のツールなので、今コロナ禍で少し利用客が落ちていますが、指定管理者から利用客を増やしていただいているところなので、しっかり行っていきたいと思っています。 ◆高橋聡子 委員  具体的に今後の方向性について、いつまでに判定をするというスケジュールが決まっているようでしたらお聞かせください。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  今のところ具体的なものはありません。 ◆荒井宏幸 委員  関連で、小須戸温泉健康センターの件で、以前私が行ってみたときに、折からのサウナ人気でかなり順番待ちができている状況で、非常によいと思いました。そのとき、外に水のシャワーがあり、そこに水風呂があると里山を眺めながら整い加減がよくなると思ったのですが、今も水風呂はない状態でしょうか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  この予算が指定管理料とほぼニアリーイコールであり、新しい機能を付け加えることはなかなか厳しいので、将来的な宿題の一つとして考えることがあっても令和4年度は残念ながらそういった経費は計上していません。 ◆荒井宏幸 委員  その辺の打開策として、極端な話、子供用のプールでもよいです。水を張っておき、1分でも水風呂につかると本当によくなり、そうなるとまた非常に人気が出て、さらに行列ができたりする場合は、露天スペースにテントサウナを置けば、ますます集客が図れるのではないかと。本当にロケーションはすばらしいし、このままなくなってしまうのは本当に惜しまれます。課長も一生懸命取り組んできたと思うのですが、次の区長が保健衛生に非常に造詣が深く、今もそういったサウナイベントの相談にいろいろと対応していると思うので、そこにも期待をかけていってみたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  コロナ禍でマイクロツーリズムというか、遠方に行かなくても近場の地域資源を楽しむことが見直されている状況です。荒井委員のおっしゃるサウナもその一つだと思っています。小須戸温泉健康センターの指定管理者は、アヒル風呂などいろいろな工夫をしていますので、荒井委員からのアドバイスを伝えたいと思っています。 ◆土田真清 委員  私からは、鉄道の町の秋葉「鉄道物語」の関連で2点ほど伺います。まず、本市の観光の広域連携の一つの軸である会津若松市との連携で、SLばんえつ物語号の運行が新年度はどのようになるのかをお尋ねします。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  SLばんえつ物語号は、案内のとおり大分古いものであり、定期的にオーバーホールというか、点検が必要になってくるとのことで、今年はその当たり年になっており、秋くらいから来年の夏くらいまでの間定期点検に入るので、運行期間が若干短くなっているとJRからお聞きしています。 ◆土田真清 委員  以前から秋葉区は、沿線の他の自治体との連携も深めていたと思いますが、そういう一つの軸が少し休みになるところから、また違った方面での連携として、例えば阿賀町などといろいろと行っていたと思うのですが、新年度はどういう形を考えていますか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  先ほど阿賀野川ライン観光協会の説明をしました。銘酒と名湯ごっつぉまつりといったイベントや、今土田委員がおっしゃったようなSLを通じた観光連携を行っていましたが、令和3年度はコロナ禍でできていません。アフターコロナを見据えて何かやっていこうとの声はあるのですが、具体的に何をするというものはありません。予算的には、ごっつぉまつり等ができるようなもので、今年度は動画とともにリーフレットを新しく作成したので、アフターコロナで観光需要が戻ってきたときにそういったものを使って秋葉区にも来ていただけるようにPRしていきたいと思っています。 ◆土田真清 委員  もう一つの鉄道を使った観光の軸として、JR東日本のトランスイート四季島があると思います。新年度も佐渡市との連携で、JR東日本と本市がタッグを組んでいろいろなキャンペーンを行う中で、やはり四季島が一つの軸になってくる感じがしています。今までだと新津駅に止まり、お客が本市というよりはどちらかいうと周辺の自治体に誘導されていた中で、新年度からは一応旧齋藤家別邸が四季島の周遊ルートに入るとの話も伺っています。本庁の観光部局がメインになるとは思いますが、四季島の関係で、秋葉区との関わりの予定はありますか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  四季島については、おっしゃるとおり、今までは、ルート、曜日、時間帯は平日の午前中に停車し、燕三条の金属のところをお客様から見ていただくための観光バスに乗り換える起点になっていました。その乗り換える僅かな時間で秋葉区の花や、あるいは駅前の保育園の子供たちがいってらっしゃいと声援を送ったりしていました。今度は土曜日の午後なので、課内でどうしたらよいかを今考えているところであり、具体的にどうするかはまだ決まっていません。 ◆渡辺有子 委員  1点だけ伺います。学校給食の地産地消の取組で、新潟薬科大学やJAの協力でいろいろな取組をしていると思います。旧新津市が給食センター方式を取っていたので、一定程度の食材を調達するのに比較的まとまりやすい傾向があり、相当の農産物を学校給食に取り入れていたと思いますが、現状と令和4年度からの取組について伺います。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  渡辺委員のおっしゃるとおり、秋葉区には3つの給食センターがあり、自校式がなく、給食センターとやり取りをすれば統一メニューができます。これまではプチヴェールや里のいもこなどの秋葉区産の農産物に加え、今もち麦も取り入れています。また、さらに、給食の内容が変わり、コシヒカリではない銘柄を学校給食で提供していましたが、コシヒカリにした場合にどういった反応があるかということも今行っています。農協や土地改良区などが負担金を出し合っている農業振興協議会の費用から学校給食にということで、令和2年度は106回、令和3年度は現在のところ119回、地元の農産物を使った給食を提供しています。令和4年度も同等の給食を提供していこうと今考えているところです。 ◆渡辺有子 委員  今本市の学校給食は、基本的にコシヒカリは使っていないとのことです。しかし、農協とか今の協議会にそういった補助もあるのですか。 ◎堀内正徳 秋葉区産業振興課長  大した予算ではないのですが、農業振興協議会から出ているお金は、学校給食の費用と我々がこれを使ってくださいといったときの差分で、年間大体10万円前後くらいの金額です。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で秋葉区産業振興課の審査を終わります。  次に、南区産業振興課の審査を行います。南区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  予算説明資料1ページ、歳出合計6,762万3,000円、前年度と比較して、金額で2,884万8,000円、74.4%増です。増額の主な理由は、地域イベントの白根大凧合戦、風と大地のめぐみ及び月潟大道芸フェスティバルに関する予算について、令和3年度は新しい生活様式に対応したイベント再開への支援として南区地域総務課に一括して計上していたものを、令和4年度は各所管課の予算に戻したことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業は、記載の4事業を行います。  1つ目の企業×農業農作業で交流づくりは、新規事業です。社会貢献、地域貢献など、CSR活動を行う企業と受入れ可能な南区の農家をマッチングし、農作業を手伝っていただいて交流を深めることで交流人口、関係人口の拡大を図り、南区の果樹等の認知度向上を目指します。  2つ目の果樹新規担い手等支援事業は、2年目の事業です。南区の樹園地や果樹農家の減少が課題となる中、新たに果樹の担い手を目指す方に対して支援を行います。令和3年度は、技術指導や地域との橋渡し役となる里親14人の委嘱や樹園地情報を取り込んだGISシステムの構築など、受入れ体制の整備を行いました。令和4年度は、首都圏等を対象に、里親と共に就農に関する相談会を実施するなど、果樹就農希望者の確保に積極的に取り組むとともに、引き続き南区で果樹の新規就農を目指す方を対象とした家賃補助や里親の活動実績に応じた助成を行っていきます。  3つ目の歩いて発見!みなみく1.8kmは、新規事業です。まち歩きを通じて地域の魅力の再発見につなげるとともに、交流人口の拡大を図ります。白根商店街に42か所設置されているまち歩きサイン看板を結ぶルート約1.8キロメートルを生かし、スタンプラリー等イベントの開催やボランティアガイド養成支援、南区まち歩き情報の発信などを行います。  4つ目のLive!at白根大凧合戦も新規事業です。コロナ禍でたこ合戦会場に足を運べない方、遠方にお住まいで白根大凧合戦に興味をお持ちの方などに向けてライブ配信を実施し、広くたこ合戦をPRします。昨年好評だったドローン映像にたこ合戦のルール解説などを加え、さらに見応えのあるものにしたいと考えています。また、ポストコロナのインバウンド獲得に向け、白根高校凧部と連携して、オンラインで交流のあるハワイの高校と大だこを題材としたプログラムを展開し、交流拡大を図っていきます。  区政振興費は、風と大地のめぐみ、月潟大道芸フェスティバルの2つのイベント及び地域の祭礼の開催に係る経費を助成します。  次に、第5款労働費、第1項1目労働諸費、勤労者福祉の充実は、勤労者福祉施設である白根地区勤労者福祉センター及び味方地区千日運動施設の管理運営費です。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費、農業総務諸経費は、農業振興施策の推進に係る一般事務費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、農業経営の改善、担い手の確保、育成、環境保全型農業の推進などの事業を実施している南区農業振興公社への負担金です。  次に、2ページ、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理、農村環境改善センター等の維持管理は、月潟農村環境改善センターの維持管理に係る経費です。  次に、第2目土地改良費、土地改良諸経費は、花木栽培に係る揚水機運転経費負担金及び白根郷地区土地改良事業推進協議会への負担金です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、商業振興諸経費は、南・秋葉区商工会連絡協議会への負担金及び商業振興に係る一般事務費です。  次に、第4目観光費のうち、観光の魅力発信は、首都圏など県外観光誘客イベントへの参加、観光パンフレットの更新等、観光誘客宣伝事業に要する経費です。  次の魅力あふれる観光都市づくりは、白根大凧合戦実行委員会への補助金、各種団体への補助金は、南区観光協会への補助金です。  次に、第5目露店市場管理費の露店市場の管理運営は、4地区で開設する定期露店市場の管理運営費です。  次に、第2項工業費、第1目工業総務費、工業総務諸経費は、工業振興関係の事務費です。  続いて、歳入、3ページ、合計378万5,000円、前年度と比較して、金額で998万5,000円、72.5%減です。減額の主な理由は、地域で弁当交流応援事業終了に伴う新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減少によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目農林水産業使用料は、月潟農村環境改善センターの使用料です。  次に、第6目商工使用料は、定期露店市場の使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、月潟農村環境改善センターの施設使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、定期露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第10目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、Live!at白根大凧合戦に充当する交付金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、南区内の各商工会等への土地や建物の貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入は、月潟農村環境改善センターの自動販売機の電気料実費負担分等です。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆吉田孝志 委員  歩いて発見!みなみく1.8kmは、やっと出てきたという思いです。にいがた2km、にいがた2kmとみんなが言っていますが、各区から関連した事業が出てこないかということで、私はルレクチエ2kgを提案していました。この事業では、交流人口を拡大していくとのことですが、にいがた2kmとの連携は考えていますか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  直接的な関連は考えていないのですが、にいがた2kmは、新潟の町を身近に感じてわくわく感を造成する思いで名称をつけていると思うので、南区も同様に考え、この名称としました。 ◆吉田孝志 委員  交流人口の拡大が主な目的ですが、ターゲット、また情報発信は、どこでどのように考えていく予定でしょうか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  これまでもホームページ、それから観光協会等と連携しながら、また、まち歩きに関してはタウンガイドが、ボランティア活動でまち歩きをガイドする組織があるので、そこからのSNS発信で情報発信していきたいと思います。ターゲットは、区内に限らず区外からも来ていただけるように、例えば、まち歩きをする方は、ほかのまち歩きにも恐らく興味があると思うので、他区で行っているまち歩きのときに南区のチラシなどを配布する形でPRしていきたいと思います。 ◆吉田孝志 委員  にいがた2kmに戻るのですが、にいがた2kmで町の中心の機能を高めていくところもそうですが、人を集め、そこで情報を発信していく、各区とつながっていくという考えがあるので、せっかくなら思い切り連携して、そこに集まった人を今度はみなみく1.8kmに誘客するのも、まさににいがた2kmのコンセプトに合っているのではないかと思いますが、今後検討の余地はありそうでしょうか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  にいがた2km自体の認知度が高まってくれば、みなみく1.8kmという名称を見て、来るのではないかと思うので、その辺を含めて取り組んでいきたいと思います。 ◆高橋聡子 委員  今年度まで南区ルレクチエブランディング事業を実施していたと思うのですが、かなりこれは知名度や認知度の向上に効果のある事業だったと思います。3年間実施して、その効果を何か新年度の事業に生かしている部分はあるのでしょうか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  これまで特色ある区づくり事業で南区ルレクチエブランディング事業に取り組んできて、出荷量や単価などの具体的な数字にはなかなか現れない部分があったと思いますが、新規事業は、説明したように企業が農家に入って農作業をするので、企業の発信力に期待して引き続きPRしていきたいと思っています。 ◆高橋聡子 委員  せっかくその事業によって知名度や認知度が上がったので、たしか決算特別委員会のときに、その効果を今後市全体として、もしくは県として取り組むのか方向性を検討していくとの答弁がありましたが、その辺りはいかがでしょうか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  食と花の推進課に新潟市園芸作物販売戦略会議がありますが、その会議の中でもルレクチエは重点の一つになっていると思うので、またそれらの会議ともよく連携しながら、引き続きPRしていきたいと思っています。 ◆荒井宏幸 委員  Live!at白根大凧合戦について、ドローン映像などでライブ配信をしたとのことで、非常によい取組だと思うのですが、終わってから、例えば動画配信なども行ったのですか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  当然ライブ配信した後は、ユーチューブでそのまま、今もずっと掲載しています。 ◆荒井宏幸 委員  再生回数はどれくらいですか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  ライブ配信は1週間で約1万回、2月頃で1万4,000回くらいです。 ◆荒井宏幸 委員  積み重ねで1万4,000回とのことです。動画はどれくらいの長さですか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  5時間です。 ◆荒井宏幸 委員  あとは意見、要望で言わせていただきます。 ◆東村里恵子 委員  予算の担当は地域総務課だと思いますが、事業として産業振興課が関わってくると思うので、区政振興費の地域おこし協力隊の件で教えてください。地域おこし協力隊は、たしか前の区長の肝煎りで導入していると思いますが、成果や効果について、感じているところをまず聞かせてください。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  地域おこし協力隊は、市外から来た、俗によそ者といわれる方で、かつ若い方、若者の視点ということです。また、今の方は旅行会社から来た方で、観光面に一生懸命取り組んでいただいています。区としても大変ありがたく感じています。 ◆東村里恵子 委員  移住という点で、よそ者、若者の相乗効果が出ているのか把握していますか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  移住に関しての相乗効果のところまでは、把握するに至っていませんが、よそから来て一生懸命やっているということで、地域からはかなり受け入れられています。 ◆東村里恵子 委員  地域性を考えてもその辺りが一番難しいと思っていますが、その辺りはクリアしているということで、何か課題があれば教えてください。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  地域おこし協力隊には期限があります。地域おこし協力隊自体の課題なのかもしれませんが、任期が終わった後にどのように生活していくかといった課題があります。区としても、やはり地域はよい方からやっていただくと期待をするので、その後の継続性なども一つの課題ではないかと思っています。 ◆土田真清 委員  果樹新規担い手等支援事業について伺います。これも私が関心と期待を持っていろいろと話を伺っているのですが、今年度の取組は、最終的な実績でどれくらいだったのか教えてください。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  新規就農に結びついた実績はありませんでした。問合せ、相談に関しては、今までほとんどなかったのですが、9件ありました。いろいろな理由で、家族の同意が得られなくて断念したとか、お一人は農業経験が豊富な方でしたが、ほかに候補地があって、すぐに農地を用意できたところに行ったということがありました。あとお一人は、関東地方の30代の方で、仕事を辞めて農業をやりたいとのことで、実際に昨年の年末に南区に2泊3日で体験研修に来ました。いろいろな理由があって一概には言えないのですが、その方もヒアリングでは、山奥の田舎ではなく、そこそこ都会でそこそこ田舎に就農したいということ、また、地域の方が歓迎してくれるのかを心配していました。その点に関しては里親制度をつくりましたので、その里親制度については一定評価されたと思いますし、今後またそういう体験研修する方をもっと多く引き込んできて、いろいろとヒアリングする中で課題等を見つけ、何とか1人でも2人でも就農に結びつけていけたらと思います。 ◆土田真清 委員  本市においても非常によい取組だと思います。ただ、今おっしゃったとおり、全国各地で後継者を求めていろいろな施策を打っており、そういう思いのある方はやはり全国の比較をします。結局は移住もそうです。そこでいかに南区の魅力をアピールしながら、施策も手厚く、よそと比べて遜色がないという形が理想だと思います。そうなると区の範疇を超えて、全市的な取組につなげていくべきだと思うのですが、特色ある区づくり予算で実施してみて、何か課題はありますか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  まだ件数自体が少ないので、課題が何かまだはっきりしない部分があります。例えば、先ほど答弁したように、すぐに農地が用意されているなどということは大きなメリットですが、それを用意するには空いている農地を維持管理していかなければならないので、そういった部分は、今はなかなか難しく、今後の課題だと思っています。 ◆土田真清 委員  先進的な取組なので、農林水産部との連携が一番大事だと思います。カウンターパートは農林政策課になるのでしょうか。これまでどういう情報交換や意見交換をしてきたのですか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  担当同士ではもちろん情報交換していますが、今は具体的な本庁の事業につなげていくなどというところまで行っていない状況です。 ◆土田真清 委員  コロナ禍でいろいろと制約があって大変だと思いますが、モデル的にチャレンジを続け、ぜひ実績を残した中で全市展開していく方向で考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  おっしゃるとおり、本庁担当課とも連携していきたいと思います。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で南区産業振興課の審査を終わります。  次に、西区農政商工課の審査を行います。西区農政商工課長から説明をお願いします。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  予算説明資料1ページ、歳出予算額合計3,992万8,000円で、前年度と比較して2,490万9,000円減です。理由は、地域で弁当交流応援事業の終了と、繰越しにより令和4年度に実施する黒埼農村環境改善センター下水道接続工事が主なものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。西区のおいしい農産物魅力発信事業は、西区の特産物である国のGI登録産品のくろさき茶豆や、食と花の銘産品である新潟砂丘サツマイモのいもジェンヌを中心に周知と消費拡大に取り組みます。くろさき茶豆といもジェンヌは、それぞれJAや商工会などと農商工連携協議会を組織しており、令和3年度に初めて開設した情報サイトやSNSなどを通して、情報発信、PRを引き続き実施します。知ってもらうから買ってもらうにつなげるため、サイト内で購入できる店舗や通販サイトを紹介する取組も進めます。  西区の魅力を体感!まち歩きと収穫体験は、区内の小学校と連携し、児童が地場農産物や農業を学び、体験する機会を提供するほか、農家との交流の場として親子収穫体験を開催し、食と農への理解を深めます。また、区内にある自然景観や地域の歴史、文化などの観光資源を活用し、身近な地域でのまち歩きにより地域の魅力の再発見と交流人口の拡大を図ります。  西区サスティナブル農業支援事業は、2つの事業を実施します。西区で耕作放棄地が発生しないように、農業関係団体で組織する西区農業振興協議会の協力の下、地元農家組合等が実施する耕作放棄地未然防止対策の取組を引き続き支援します。もう一つは新規で、農業女子のすゝめと題し、女性農業者を対象としたワークショップを通して女性が働きやすい環境に向けた課題を整理し、スキルアップやネットワーク化に向けた支援を行うことにより、園芸が盛んな西区で多様な担い手の確保を目指します。
     区政振興費は、農業まつりを予定しています。新型コロナウイルス感染症の状況にもよりますが、新潟スイカやくろさき茶豆のイベントをJAと共催で行います。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費、市民農園、収穫農園等の管理運営は、黒埼地区の金巻、鳥原及び板井に設置している市民農園の管理に要する経費です。  次の農業総務諸経費は、農業関連の事務費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、西区の農業振興のためにJAなどの関連団体と組織する西区農業振興協議会への負担金です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、黒埼農村環境改善センターなどの管理運営経費です。  次に、2ページ、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、商業振興諸経費は、新潟西、赤塚及び黒埼の西区内3商工会に係る事務費や黒埼商工会駐車場補助など、運営支援に要する経費です。  次に、第4目観光費、魅力あふれる観光都市づくりは、青山海岸海水浴場と内野浜海水浴場の開設などに要する経費と黒埼まつりの開催補助金です。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、大野町市場の管理運営に要する経費です。  続いて、歳入、3ページ、予算額合計285万8,000円、前年度と比較して2,103万円減です。主な理由は、地域で弁当交流応援事業に係る新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び黒埼農村環境改善センター下水道接続工事に係る市債の減によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目農林水産業使用料は、黒埼地区3か所の市民農園の使用料と黒埼農村環境改善センターの使用料です。  次に、第6目商工使用料は、大野町市場の出店に伴う使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、黒埼農村環境改善センターの電柱設置などに伴う使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、大野町市場の出店許可証交付手数料です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金は、海水浴場開設の際に実施する海岸清掃に対する県からの補助金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、大野小学校前駐車場の電柱設置に係る土地貸付料と黒埼農村環境改善センター自動販売機設置による建物貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、黒埼農村環境改善センター自動販売機設置に係る電気料の実費負担分などです。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆荒井宏幸 委員  印象に残っている事業として、俳句を読みながら歩くイベントは、新年度は実施しないのでしょうか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  覚えていていただき感謝します。まち歩きの一環として進めたいと思っていますが、新型コロナウイルス感染症の状況を見て、講師を外部から呼ぶということもあるので、その辺を調整しながら見極め、できることなら実施したいと思っています。 ◆東村里恵子 委員  1点だけ、西区の魅力を体感!まち歩きと収穫体験は、区内の小学校と連携するとの説明がありました。例えば何校くらいとか、目標のようなものはあるのでしょうか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  区内の全小学校を対象に行っています。西区には19校の小学校があり、小学校3年生を対象に毎年行っています。収穫体験は、例年15校か16校が参加し、子供たちが実際に畑に行っています。また、地元のものを使った料理講座なども開催しています。そのほかに、いもジェンヌを使ったいもジェンヌ給食の日というものもあります。西区内の全小学生を対象に、いもジェンヌを原材料としたメニューを各小学校または学校給食センターから作っていただき、みんなで食べる日を1日設けています。 ◆東村里恵子 委員  いもジェンヌ給食は、新年度も実施する予定ですか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  小学校との調整になりますが、実施する予定です。 ◆東村里恵子 委員  毎年小学校との連携をしていたとのことですが、今回は新規事業になっていたと思います。どの部分が新規なのか教えてください。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  大きな変更はないのですが、今まではまち歩き事業と収穫体験が別事業でした。今後はまち歩きと地元のものを収穫することをセットで考える部分もあり、少し事業の組み直しをしました。 ◆東村里恵子 委員  給食のお話が出たので、もう一点、西区も以前から地場産の活用に取り組んでいると思います。新年度にいもジェンヌ給食以外で何か考えていることがあれば教えてください。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  先ほど答弁した子供たちが実際に収穫に行く取組には、いもジェンヌもありますし、大根などもあります。収穫してきたものを実際に給食に使うのは、いもジェンヌ給食とはまた別に行っているので、それは引き続き行っていきたいと思っています。 ◆土田真清 委員  関連で、いもジェンヌを名のる定義には、何か基準があるのですか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  御存じかと思いますが、品種は紅はるかです。それをJAのほうで一定の規格、保存期間などを管理しており、JAから出荷されるものです。いもジェンヌを作る農家は、事前にそのようなルールをしっかりと分かった上で作っていると聞いています。 ◆土田真清 委員  品種でいうと紅はるかだと思うのですが、買う場合に、いもジェンヌと紅はるかの両方がある場合があります。物は一緒なのですか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  大本は一緒だと思うのですが、いもジェンヌはJAで熟成期間やあまり大きくなり過ぎず、小さ過ぎずといった大きさも決めているようです。そのような規格に合ったものなので、そちらを買っていただければと思います。 ◆土田真清 委員  GⅠの関係もあるのですか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  いもジェンヌは、残念ながらまだGI登録産品ではありません。くろさき茶豆がGI登録産品ですが、GIの規格は国で管理していますので、くろさき茶豆もかなり厳しい規格の下、GIのマークをつけているということです。 ◆土田真清 委員  私も赤塚地区の知り合いから購入したりするのですが、いもジェンヌと名のれない場合もあります。その辺がブランドの発信からして少しもったいないので、行政が主導で、ある程度ネーミングについて地区のものはそれに統一するなどの動きがあってもよいと思います。その辺の取組は何かありますか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  JAが農家と開発したもので、区として、市としてもずっとそれを応援していくというスタンスを取ってきました。そのため、JA、農家と相談して、よりよい方法があればそれを一緒に進めていきたいと思います。 ◆吉田孝志 委員  観光についてですが、先ほど観光資源の充実として、2つの海水浴場と黒埼まつりの説明がありました。西区には、今ずっと話題になっている農産物、例えばスイカや枝豆など十分に観光資源になり得るものがありますし、港もあります。そういったところを積極的に観光として組み立てるようなところが見られないのですが、その辺の考えはいかがでしょうか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  吉田委員がおっしゃるとおり、西区の魅力の一つは食だと思っています。例えば、砂丘はスイカ、いもジェンヌ、大根など様々な農産物を栽培できる場所ですが、そこを歩くコースの中に例えばスイカの収穫体験が加われば西区の魅力を両方発信できます。自然の中を歩き、そこにあるものを収穫したり、食べたりするだけでも魅力を伝えられると思っています。今年度事業を組み替えましたが、まち歩きと収穫体験をセットにして、これからも西区を発信していきたいと考えています。 ◆高橋聡子 委員  西区サスティナブル農業支援事業は、新規事業で、女性農業者を対象にしたワークショップを開催するとのことですが、大体どのくらいのワークショップを想定した予算になっていますか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  農協の方や農業者で、全員女性です。あと新潟県の担当者も女性で、当課の職員も女性が担当しています。10人くらいのメンバーで、今のところ年に三、四回のワークショップを予定しています。キックオフということで、事前の打合せはもう今年度内に、先月行ったのですが、そこでどのように開催していくのか回数や内容を詰めていく段階です。そのような形で積極的に進め、ただ会を開催するだけではなく、きちんとした結論、成果を出したいと思っています。 ◆高橋聡子 委員  ぜひ多様な人材から農業に携わっていただきたいと思います。女性農業者が対象となっていますが、例えば農業に興味がある女性は参加できないワークショップなのでしょうか。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  その辺りも含めて、女性から西区だと農業がしやすいと思っていただくのが最終的な目標の一つになっているので、このような動きを積極的に宣伝し、誰でも参加できるような公開講座を開催するなどということも今後のワークショップで検討していくことができればと思っています。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で西区農政商工課の審査を終わります。  次に、西蒲区産業観光課の審査を行います。西蒲区産業観光課長から説明をお願いします。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  予算説明資料1ページ、歳出合計2億2,826万5,000円、前年度比11.9%増、金額で2,423万7,000円増額です。増額の主な理由として、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、地域振興費(既存事業)は、地区の祭り事業で、令和3年度は地域総務課所管として計上していましたが、今年度は当課所管として計上したためです。また、2ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第5目林業振興費のうち林道の維持管理は、令和3年7月の豪雨により被災した林道2路線の復旧工事に係る費用が増額となっています。  1ページに戻り、主な事業について説明します。初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業は、6つの事業に取り組みます。記載順に、初めの4事業が2年目の継続事業、5つ目と6つ目の事業が新規事業です。  「にしかんなないろ野菜」ブランド強化・販路拡大事業は、新たな産地を目指して立ち上げたにしかんなないろ野菜について、令和4年度は飲食店への販売を重視し、飲食店などへの配送費補助などを実施することで、販売面の強化を行い、産地としての基盤を強化します。  にしかん未来につながる持続可能な農業推進事業は、農業経営における食品安全、環境保全、労働安全に加え、人権保護、経営管理などの視点を入れたよい農業の取組であるGAP認証取得者の様々な経験や幅広いノウハウなどの情報を共有し、農業活動改善や消費者に信頼される農産物の生産体制の確立を目指します。  産地を守る農業生産被害防止対策事業は、野生獣による農業被害に対応するため、令和3年度に実施した集落環境診断などを基に、地域の方と共に具体的な対策を実施し、農作物の被害防止、農業従事者の安全確保に取り組みます。  「矢垂の郷」賑わいづくりプロジェクト事業は、西蒲区における新たな観光誘客スポットとして整備している福井地区の矢垂の郷について、花ランドのさらなる整備のために、新たに桜、広葉樹などを植樹するほか、春と秋に交流イベントを開催し、角田山麓来訪者への交流人口の拡大を目指します。  にしかん新ツーリズム誘客事業は、令和4年度からの新規事業です。新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に伴い、ウィズコロナに対応した誘客促進を図ります。個人旅行客や小グループをターゲットに、手軽に登山、酒、温泉、豊かな食などのコト消費を楽しめる西蒲区を伝えるとともに、個人旅行客が利用するオンライントラベルエージェントなどを活用して誘客促進を図ります。  新たな観光コンテンツ発信事業は、ウィズコロナに対応した魅力的なコンテンツを洗い出し、発信することで誘客促進につなげます。主に観光素材として、岩室温泉の黒湯や豊かな特産品を体験コンテンツとして捉え、収穫体験、米の食べ比べ、まち歩きなどを統一したブランディングで発信することにより、西蒲区の魅力を伝え、誘客につなげます。  区政振興費は、区内の祭りやイベントの開催及びわらアートまつり事業に関する経費です。  次に、第4款衛生費、第2項清掃費、第4目清掃施設費は、巻地域の商店街にある公衆トイレの維持管理費です。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費のうち市民農園、収穫農園等の管理運営は、越前浜市民農園の維持管理経費です。  次の農業施設の管理運営は、中之口農業体験公園の管理運営に要する指定管理料で、農業総務諸経費は、園芸作物品評会に関する経費です。  次に、第3目農業振興費のうち、売れるおいしいお米の生産は、カメムシ防除などの病害虫対策の経費です。  次の農業振興諸経費は、西蒲区農業振興協議会などへの負担金です。  次に、2ページ、第5目林業振興費のうち、林道の維持管理は、令和4年度は林道2路線の復旧・修繕工事を含みます。  ほたるの里交流館の維持管理は、管理運営に要する指定管理料です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、農道の維持管理に要する経費と巻、岩室の農村環境改善センターの管理運営費です。  次に、第3項水産業費、第3目漁港費は、こめぐりシーサイドパークと県の施設であるこめぐりの郷公園の維持管理費です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費は、商工業振興に係る事務費です。  次に、第4目観光費のうち、観光の魅力発信は、旅行エージェントセールスや各種商談会への参加、県外でのPRイベントなど、観光誘客プロモーションの実施や観光宣伝素材の作成及び広報に係る経費です。  次の魅力あふれる観光都市づくり、観光資源の充実は、区内4か所の海水浴場管理費です。  次の「おもてなし」態勢の充実は、観光地への交通アクセスの改善を行うものです。弥彦村と共同で新潟空港、新潟駅から新潟ワインコースト、岩室温泉、弥彦温泉を結ぶ乗合タクシーを運行する新潟空港からの2次交通整備事業に、令和4年度は佐渡汽船の路線を追加して運行するほか、西蒲・弥彦エリアの観光資源を巡るにしかん観光周遊ぐる~んバスの事業費などです。  次の観光施設の管理運営は、日帰り温泉施設じょんのび館と岩室健康増進センターよりなれ及び岩室観光施設いわむろやの3施設の指定管理料、並びに角田山や海水浴場などに設置した駐車場やトイレ、観光看板の維持管理に係る経費です。  次の各種団体への補助金は、岩室温泉と巻地区の観光協会への補助金です。  次の観光振興諸経費は、国民保養温泉地協議会の負担金です。  次に、第5目露店市場管理費は、巻地区で毎月6回開かれる露店市場の管理運営費です。  引き続き、歳入、3ページ、合計3,067万円、前年度比94.3%、金額で185万9,000円減です。主な要因は、地域で弁当交流応援事業に係る交付金の減額です。  第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目農林水産業使用料は、ほたるの里交流館や越前浜と中之口農業体験公園内の市民農園、農村環境改善センターの研修室などの使用料です。  次に、第6目商工使用料は、岩室健康増進センターよりなれと岩室観光施設いわむろやの入館料や会議室使用料及び巻地区の露店市場の使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、岩室観光施設いわむろやの売店部分と日帰り温泉施設じょんのび館の食堂部分などの使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、巻地区の露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第5目農林水産業費県補助金は、林道の復旧工事に係る補助金です。  次に、第6目商工費県補助金は、区内4つの海水浴場の漂着物の回収や処理に係る補助金です。  次に、第3項委託金、第4目農林水産業費委託金は、河川のカメムシ類の防除対策事業の委託金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、区内5つの商店街などへの土地貸付料と岩室農村環境改善センターの自動販売機貸付料などの建物貸付料です。  次に、4ページ、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、岩室健康増進センターよりなれの自主事業の実施に伴う光熱水費の実費負担などです。  次に、第26款市債、第1項市債、第4目農林水産業債は、林道の復旧・修繕工事に係る起債です。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆青木学 委員  自称、西蒲区のファンということでお聞きしたいと思います。あくまでも参考までに、西蒲区では、1.5キロや1.6キロなどのネーミングの事業は今回特に出ていないようですが、そういうことは何か検討しましたか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  南区のような事業は、特色ある区づくり事業などでは行っていませんが、今全庁的に8区とにいがた2kmを結ぶ事業が具体化していますので、その中で西蒲区の魅力をどう中央に伝えていくかということで、今ワーキンググループを開催しています。そこで西蒲区の魅力を発信できる機会が十分にあると考えています。 ◆青木学 委員  あまり1.5とか1.6にこだわらなくてよいと思いますので。  昨年の9月定例会で、岩室温泉のリピーターを増やすためのリピーターへの補助の補正予算が組まれましたが、その状況を聞かせていただけますか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  岩室温泉への支援として、1度泊まったお客様に1人当たり1万円を上限とした宿泊おかわりキャンペーンを実施しました。3月いっぱいの期間で、今約7割の実績になっています。2月末までに1,400人から宿泊していただいています。 ◆青木学 委員  残り2週間くらいですが、予約などの状況も入っていますか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  予約やキャンセルは、新型コロナウイルス感染症の感染者数に大きく左右されます。昨年10月からキャンペーンを開始したのですが、10月15日から11月28日までの間に配布が終わりました。実はこの配布は1月31日までを予定していたので、非常に好調だと思いました。ただ、そこからお客様の利用に応じて予約が入るわけですが、残念ながら予約をキャンセルした方もいますし、あるいは今クーポンを持ったままで何とか3月までに使いたいというお客様もいるので、今実績の7割という形で伝えています。 ◆青木学 委員  特に、1月以降はオミクロン株の拡大もありました。当初この事業を提案したときにはリピーターを増やすことが目的でしたが、私はそもそもリピーターを増やすよりも、来る人を増やすことのほうが大事だと思いました。状況からすると、皆さんが考えたように、割とリピーターを増やすことにも一定程度寄与していると思います。関係者の受け止めはどんな状況ですか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  宿泊おかわりキャンペーンを実施するに当たり、地域の旅館組合や観光協会と様々な意見交換をしながら事業を組み立てました。リピーターを重視したのは、一度キャンペーンを実施すると、そのときだけ来る方はいますが、やはり何度も来ていただくことで長く使っていただける温泉街にしたい、あるいは長い支援策にもなるということで、できるだけ複数回来ていただけるお客様をターゲットにしました。あわせて、新型コロナウイルス感染症の状況で予約が変動すると答弁しましたが、今の状況だとそういった形で左右されますので、どうしてもキャンペーンや対策で閉鎖的な部分が多くなります。なかなか大々的なものができないので、地域の魅力をもう一度ということで、リピーターに焦点を当てました。 ◆青木学 委員  分かりました。  新規のにしかん新ツーリズム誘客事業について、観光地西蒲区の再興を目指すという壮大な目的になっています。先ほど説明がありましたが、いろいろな形の取組をかなり継続的に実施している印象があるのですが、この間の継続的な取組に加えて新たに強化したところをお聞きしたいと思います。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  令和3年度にマイクロツーリズム誘客キャンペーンという特色ある区づくり事業を組み立てました。このときは、隣接県にターゲットを絞り、単年度で実施しました。令和4年度は、これに加えて関西圏、それから佐渡を見据え、佐渡汽船からの2次交通を使って岩室温泉に来ていただくものや、西蒲映画の事業は新年度に組んでいないのですが、このにしかん新ツーリズム誘客事業では、映画も合わせた形で誘客できるように、この事業をもっと充実した形で展開しました。 ◆佐藤正人 委員  間もなくゴールデンウイークが来ますが、先般の日曜日にカーブドッチの周辺に行き、その周辺の状況を聞きました。カーブドッチに結構観光客が来るのですが、やはり高級感があって、すぐに出て、もっと何か見るものがないのかとか、野菜を売っていないのかなどと言う観光客が結構いるそうです。観光地の連携というか、そら野テラスや越王の里の農産品の販売など、要は西蒲区でお客を逃がさないように、販売に協力してもらうようなシステムを考えてみたらよいのではないと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  まさににしかん観光周遊ぐる~んバスがその一助になると考えています。非常にカーブドッチで乗降する方が多いです。野菜も売っていますが、もっと食べたいなどということがあり、昨年バスの中でにしかんなないろ野菜をPRしましたし、今週実施したまち歩きでにしかんなないろ野菜を差し上げました。また、ぐる~んバスのチラシを見ていただくと、いろいろなところにこういったものがあるという広報をしています。当課は農業と観光が一体となった課なので、そういった課のメリットを生かしながら実践していきたいと思います。 ◆佐藤正人 委員  そういう特定の人を対象にするのではなく、ゴールデンウイークとか日曜日、祝祭日になると国道402号を通って結構お客さんが来ますので、そういう人を対象として、うまくつかまえてお金を落としていってもらうシステムが少し不足しているのではないかと。確かにカーブドッチは高級感があり、高いワインがあり、非常に魅力はあるのですが、一般のお客さんが行ってもレストランにも入れない、これは個人の経営なのであれですが、そういうものをうまく地域で結びつけていくような施策があってもよいのではないかと思い、質疑していますが、いかがでしょうか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  佐藤正人委員がおっしゃったように、今ちょうど3月9日から県民割がスタートし、ゴールデンウイークは人の流れができてくると思います。我々の所管しているいわむろやという観光施設もあるので、そこからの発信、できるところからの発信や、観光協会や地元の方と協議を重ねながら、今おっしゃった懸案事項を進めていきたいと思います。 ◆佐藤正人 委員  先般たまたまカーブドッチをはじめとして、越前浜の海岸に行ってみたら、すごく海岸線が延びて、すばらしい海水浴場でした。五十嵐浜などは減って、削れる一方ですが、この辺ではあれだけ海岸線が延びたところは珍しいので、それを生かし、また、浜茶屋が何軒か残っており、うまく使えばまたよい観光地になると思うのですが、ゴールデンウイークに向けて除砂対策をしないと、周辺の砂が山になっていて少しかわいそうなくらいでした。海水浴場に根差した除砂対策も、ごみ拾いなどを実施していると思うのですが、観光につなげていくという意味で、ゴールデンウイークに向けての対策もしてはどうかと思っているのですが、いかがでしょうか。
    ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  どうしても海水浴場の整備となると、夏の海開きの前に集中しがちです。確かに、佐藤正人委員がおっしゃるように、ゴールデンウイークに向けてというところはないのかもしれません。環境部で、区役所でいうと区民生活課ですが、ごみ拾いを実施しています。学生と浜茶屋が一体となってごみ拾いをしている田ノ浦温泉の例などの民間の動きもあります。あとは、浜茶屋をリノベーションしてラーメン屋を展開する事業もあります。今海水浴場は海水浴客が減っていますが、逆にそういった新しい動きもあるので、そういったことを捉えながら、事業を展開していければと思っています。 ◆東村里恵子 委員  今連携という話があったので、エリア連携、それから民間との連携の視点でお聞きします。情報発信を集約して区役所が発信していくという点で工夫が必要だと感じているのですが、その辺りに何か考えはありますか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  西蒲区で一番メインの事業が、わらアート事業です。多言語のウェブサイトで発信していますが、こういったところでヒットする件数が一番多いです。わらアートを検索すると西蒲区のよいところが分かるという形でまずつながりを持っていますし、それから2次交通などの観光誘客の部分で、特に関西圏をターゲットとして、エフエムいたみなどと協力して西蒲区の発信をしています。本市あるいは西蒲区にとどまらず、様々なところで情報発信を試みています。 ◆東村里恵子 委員  外に向けた発信も非常に頑張っているとの話ですが、例えば今まさにカーブドッチに買物に来た人が、どこに産地直売所があるということなどがぱっと見られるような情報発信はどのように行っていますか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  例えば、我々が作成する広告やチラシ類にQRコードをつけたりする展開はしていますが、実際にチラシを見なければ分からないという弱点も確かに感じました。例えば、いろいろな施設などでQRコードをかざすと見られるような仕組みができるのかをまず研究したいと思います。 ◆東村里恵子 委員  行政だけでつくると偏り等も気になって、なかなか民間の細かい豆情報のようなものを出しにくいということはあるのですが、そこをきちんと民間と連携して進めてもらえればと思います。  西蒲区の小規模な旅行会社が、バスツアーや、あとは登山客をターゲットにして、コロナ禍だけれど踏ん張って頑張っているインスタグラムを楽しみに見ていますが、そういうきらりと光るものをつなげていくことがとても大事だと思います。そんな取組を新年度に期待してもよいですか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  やはり区役所の強みは、地域の方、地域の企業の方と近いことだと思っています。引き続きそういった方のノウハウや意見などを交流しながら考えていきたいと思います。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で西蒲区産業観光課の審査を終わり、区役所の審査を終わります。  以上で議案審査を終わりますが、ここで今定例会において当委員会に付託された議案について、委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  それでは、議案についての委員間討議は行わないということでよろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○小柳聡 委員長  そのように決定します。  以上で本日の日程を終了し、委員会を閉会します。(午後0:38)...